スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
龍安寺。臨済宗妙心寺の境外塔頭。山号を大雲山。本尊は釈迦如来、開基(創立者)は細川勝元、開山(初代住職)は義天玄承。徳大寺家の別荘であったものを、室町時代の1450年、管領の勝元が譲り受け、寺として創建。
龍安寺石庭。この庭、禅に通じる世界と解されています。石は年間を通じて変化はありません。変化しないからこそ、春夏秋冬の変化のバリエーションは無限という世界感です。
今年は、私たちにどんな変化があるのでしょうか。
でも、石は動じないで、その変化を受け入れています。仏ほっとけの世界です。
「羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶」 般若心経 合掌!
賀茂別雷神社。通称は上賀茂神社。ユネスコの世界遺産に「古都京都の文化財」の1つとして登録。
上賀茂神社の一の鳥居を入って右手に見える大きなしだれ桜のうち、北側にあるのが「御所桜」です。孝明天皇が京都御所から御下賜されたしだれ桜で「御所桜」と呼ばれています。樹齢は140〜170年程度の老木。孝明天皇は明治天皇の父親になります。
上賀茂神社は神話の時代に、ご神託に基づいて馬に乗ってご祭神である「賀茂別雷大神」のご降臨を願った事から”日本乗馬発祥の地”と言われています。現在も神山号(こうやまごう)と呼ばれる神馬がいます。今の神山号は5代目。
5月には賀茂競馬(かもくらべうま)、9月に下鴨神社と隔年開催される賀茂の馬まつりなど、馬にまつわる神事も多く残されています。また、馬の形をした「お馬みくじ」というのもあります。
この神社を深く信仰する京の会社に「大日本スクリーン製造」があります。同社は印刷機器や半導体製造機器などエレクトロニクス(雷)分野で世界的にも著名ですが、この会社の会長は馬を愛する方としても有名で、馬の写真も会社に飾り、日夜、崇拝しているとのことです。
また、上賀茂神社に来たら、神馬堂のやきもち「葵餅」をお土産にしましょう。小さなやきもちですが、その美味しさに食べた人は皆、口を揃えてこう言ってしまうのです。「うま〜・・・〜ッ!」
金閣寺。正式名称を鹿苑寺といい、相国寺の塔頭寺院の一つ。建物の内外に金箔を貼った3層の楼閣建築である舎利殿は金閣。舎利殿を含めた寺院全体が金閣寺として知られています。
寺名は開基は室町幕府3代将軍足利義満。その法号・鹿苑院殿にちなみ、山号は北山(ほくざん)。舎利殿は室町時代前期の北山文化を代表する建築でありましたが、1950年(昭和25年)に放火により焼失し、1955年(昭和30年)に再建。1994年(平成6年)にユネスコの世界遺産(文化遺産)「古都京都の文化財」に登録。
風がない日は金閣寺の南側に広がる鏡湖池に写る雄姿は、とても綺麗です。