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宝厳院の晩秋


宝厳院。臨済宗大本山天龍寺の塔頭。山号は大亀山。寛正2年(1461年)室町幕府の管領であった細川頼之公の財をもって、天龍寺開山夢窓国師より三世の法孫にあたる聖仲永光禅師を開山に迎え創建。
庭園は天龍寺開山夢窓国師の法孫である策彦禅師の作とされ、嵐山を巧みに取り入れた回遊式山水庭園「獅子吼」とは「仏が説法する」の意味で、庭園内を散策し、鳥の声、風の音を聴くことによって人生の真理、正道を肌で感じることができるとされます。これを「無言の説法」と言います。

今秋、至高の紅葉かと感じました。

DAIYA * 嵐山・嵯峨野エリア * 20:00 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

二尊院の晩秋


二尊院。嵯峨野にある天台宗のお寺。山号は小倉山。正式名称は小倉山二尊教院華台寺(おぐらやま にそんきょういん けだいじ)。二尊院の名は、本尊の「発遣の釈迦」と「来迎の阿弥陀」の二如来像に由来。
「紅葉の馬場」は、総門から西へ真直に伸びるおよそ200メートルの参道を左右から覆う紅葉には迫力があります。

百人一首に「小倉山 峯のもみじ葉 心あらば 今一度の 御幸またまん」と詠まれ、古来より紅葉の名所として知られています。また、急流を巧みな竿さばきで下る「保津川下り」の原型の保津川水運の発展に貢献した角倉了以のお墓はこの二尊院にあります。

まもなく小倉山の麓の広い境内は紅葉に包まれます。



DAIYA * 嵐山・嵯峨野エリア * 21:36 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

天龍寺の秋



天龍寺。嵯峨天龍寺芒ノ馬場町(すすきのばばちょう)にある臨済宗天龍寺派大本山のお寺。山号は霊亀山。ご本尊は釈迦如来さま、開基(創立者)は足利尊氏、開山(初代住職)は夢窓疎石。足利将軍家と桓武天皇ゆかりの禅寺として京都五山の第一位とされ、お庭がとても美しい、世界遺産にふさわしい風景です。

凜とした青色のリンドウ(竜胆)の花も禅寺の風情にマッチしています。

京のための旅行会社 京遊トラベラー
DAIYA * 嵐山・嵯峨野エリア * 09:42 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

二尊院の春


二尊院。嵯峨小倉にある本尊に釈迦・阿弥陀の二如来(重文)を奉る平安時代に建立された天台宗のお寺、正式名は二尊教院華台寺。承和年間(834-48)慈覚大師円仁が開基。応仁・文明の乱のあと法然の弟子湛空が再興。総門は伏見城の遺構と伝える薬医門。広い参道は「紅葉の馬場」と呼ばれています。

このお寺には、西行法師の庵の跡があります。西行法師は、出家後は諸国を行脚して全国各地の風光明媚な自然を愛でて詠んだ和歌が多い歌人。

「 我がものと 秋の梢を思うかな 小倉の里に 家居せしより 」

小倉山の麓に庵を構え、自然の中で和歌を愛でていたことが想像できます。これから、日を追うごとに、鶯の声が上手くなってきます。

DAIYA * 嵐山・嵯峨野エリア * 09:21 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

愛宕念仏寺の春


愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)。天台宗延暦寺派。嵯峨一之鳥居の北、清滝トンネルの手前にあるのが愛宕念仏寺。愛宕は“あたご”でなく“おたぎ”と読みます。愛宕念仏寺の入り口に鎌倉時代に造られたとされる阿・吽の仁王像が奉られた朱塗りの仁王門(江戸時代中期の建物)があります。
この門をくぐると羅漢の石仏が参拝者を迎えるかのように、並んでいます。この羅漢は昭和56年に行われた解体復元修理の際に、寺の興隆を祈願して境内を羅漢石仏で並べたのが始まりで、現在その数は約1200体。

きっと自分や家族、あるいは会社のほとけの上司さんなどに似た羅漢さんも不思議と見つかりますよ。

DAIYA * 嵐山・嵯峨野エリア * 21:11 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

野宮神社の春


野宮神社(ののみやじんじゃ)。嵯峨野にある神社で祭神は野宮大神(天照皇大神)。鳥居は樹皮がついたままの「黒木の鳥居」で、古代の鳥居の形式を伝えています。この地は、その昔、天皇の代理で伊勢神宮にお仕えする斎王(皇女、女王の中から選ばれます)が伊勢へ行かれる前に身を清められたところで、源氏物語「賢木の巻」に美しく描写されています。
また、 野宮大黒天のそばの神石「お亀石」をなでながらお祈りしますと、一年以内に願い事が成就すると伝えられています。

女性に人気の神社の一つです。
そろそろ、小春日和の中、梅の香りが漂う季節に入ります。
でも、明日は寒波が入るため、市内でも雪が舞う予想です。薄らと雪化粧の京も良いものです。
DAIYA * 嵐山・嵯峨野エリア * 21:00 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

嵐山の竹トンネルの初秋



名勝嵐山にあり竹トネンルの道にある竹垣の整備が行われていました。外国人の方もその技を習得するため、熱心に作業に従事していたようです。
京都の竹垣といえば、京の町屋にある犬矢来(いぬやらい)、家の外壁の裾を雨水の跳ね返りなどから防ぐ目的の垣根や光悦寺の『光悦垣』が有名ですが、最近で祇園祭の際、封鎖道路を突破する車両を防ぐための鉄のフェンスを隠す竹で作った柵も登場しています。
自然にも優しい竹をもっと京の暮らしに役立て見たいものです。

ところで嵐山には、周恩来が日本留学時に京都の嵐山で失意のうちに作った「雨中嵐山」の詩を刻んだ石碑があります。日中友好のシンボルで、中国要人が関西を訪問した際もここを訪づれます。碑文は当時の中日友好協会会長が、日中友好条約締結時の1978年に揮毫したもの。でも、両国間で何か起きるとこの石碑に赤ペンキがかけられた愚かな出来事が発生しています。

中国政府や中国人民の暴力的な行動・言動はけっして正当化できるものではありません。しかし、隣国、出来れば過去の歴史を繰り返さないためにも一定の距離を保ちつつ、継続的な交流は図りたいものです。経済至上主義やにわか愛国心ではなく、文化や伝統を通じた心の交流が一番重要かもしれません。
たぶん、まだ竹の文化が残る中国と日本の交流に期待したい。

DAIYA * 嵐山・嵯峨野エリア * 19:32 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

仏野念仏寺の夏


仏野念仏寺。平安初期の弘仁年間(810〜824年)に空海(弘法大師)が野ざらしになっている遺骨を集め、その菩提を弔うために五智山如来寺を建てたのが始まりと伝えられます。鎌倉時代に円光(法然上人)が常念仏道場を始めてから念仏寺となり、浄土宗のお寺です。
仏野(あだしの)の地は、鳥辺野(東山)、蓮台野(北山)と並ぶ古来の京の都の風葬地。境内には化野一帯から出土した石仏・石塔約8000体が並んでします。毎年8月23日、24日の夜には、この無縁仏にローソクをお供えする千灯供養が行われます。京の夏の風物詩です。

京都には多くの本山があります。そんなお寺を訪づれますと、朝夕に鐘の音と共に、修行僧らによるお経が聴こえてきます。心静かにお経に耳を傾けるのも、京ならではの風情でしょう。
DAIYA * 嵐山・嵯峨野エリア * 19:30 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

鹿王院の夏



鹿王院(ろくおういん)。臨済宗系の単立の禅寺。山号は覚雄山。本尊は釈迦如来。開基(創立者)は足利義満。開山(初代住持)は春屋妙葩(しゅんおくみょうは)。鹿王院の名は、建立の際、野鹿の群れが現れたことによると伝えられます。今でも野鹿が多く闊歩している地ですが、植林の被害も報告されています。今の季節、山道に続く庭園は、緑豊かな空間でマイナスイオンで満ちています。

今週は台風で大荒れのお天気です。2004年の6月21日にも季節はずれの台風が来ましたが、この年の10月末には台風23号で大きな被害がありました。今年は大きな被害がでないことを願うばかりです。
DAIYA * 嵐山・嵯峨野エリア * 17:13 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

祇王寺の初夏


祇王寺(ぎおうじ)。嵐山にある真言宗大覚寺派の尼寺。山号は高松山。院号は往生院。本尊は大日如来。祇王祇女のお話で女性に人気のお寺です。心静かに念仏を唱えたい時がここにはあります。

梅雨の前の皐月ですが、苔の緑がとてもきれいです。
DAIYA * 嵐山・嵯峨野エリア * 21:00 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark
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