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妙心寺退蔵院。妙心寺三世の無因禅師を開山として1404年に創建した妙心寺の塔頭。現在の方丈は1596〜1615年の建立で、正面室中中央に桟唐戸を装置せず仏間背面に長五畳の眼蔵をつくるなど古式を伝えるものであり、西側の鞘の間は江戸中期に庭園観賞用として改造されている。
昭和期に作られた「余香園」は回遊式山水庭園で四季折々の花を見ることが出来ます。
また、江戸時代の水琴窟が配置。国宝の瓢鮎図は、瓢箪でなまずを押えるという禅の公案(試験問題)を絵に表したもので、境内のいたる所に、なまずをモチーフにしたデザインが見られます。
大耕副住職が方丈の板戸を拭いていました。
まもなく、新年を迎えますが、本年はたいへんお世話になりました。
来る年が皆さまにとって幸多い年でありますよう、京都よりお祈り申し上げます。(合掌)
桂離宮。17世紀の初めから中頃までに八条宮初代智仁親王と二代智忠親王により造られた日本庭園としては最高の名園。約7万平方メートルある離宮は、江戸時代初期の造営当初の庭園と建築物を遺しており、当時の王朝文化の粋を今に伝えています。また、建築物のうち書院は書院造を基調に数寄屋風を採り入れ、お庭とも融合できており、まさに別世界。なお、ご参観には宮内庁京都事務所に事前申込みが必要です。
醍醐寺、真言宗醍醐派総本山のお寺。山号は醍醐山(「深雪山」ともいいます)。本尊は薬師如来です。秀吉による「醍醐の花見」の行われた地としても有名です。また、日本さくら名所100選にも選定されています。
もうすぐ4月です。京では平年より3日早く、28日にソメイヨシノのサクラ標本が開花しました。通常は開花から1週間で満開となりますが、今年どうでしょう。これからの日中の気温が気になります。いずれにしても、一日も早く平時が訪づれるよう願っています。