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舞妓の盛夏

舞妓さんは地方出身者が多いと聞きます。でも戦前のまだ日本が貧しかった時代にあった地方農家の娘たちが、花街に身売りされた当時とは、まったく違うことは言うまでもありません。
京都ブランド、舞妓、芸妓の世界に憧れて、多くの若き女性がその伝統の門を叩いています。宝塚の世界と似たところがあるかもしれません。
それでも、最近は外国人女性の憧れにもなっています。茶道の世界でも、多くの丁髷外国人の方が、上京区のお茶屋さん近辺で見かけます。

日本文化が外国の方々に興味を持たれることは、国際観光都市を目指す京都にとっても、国際社会の一員である日本にとっても、大いに歓迎したいことです。

尺八を上手に演奏?する外国人の方もおおくなっています。
DAIYA * 洛央エリア * 07:20 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

祇王寺の盛夏

祇園祭りの山鉾巡行も無事終りました。まだ、祇園祭りは続きますが、やっと静けさが戻った京都です。
そんな中、祇王寺に訪づれました。「平家物語」の巻第一「妓王の章」に出てくる祇王・祇女の姉妹にちなみ、明治28年に再建されたお寺です。嵯峨野の小倉山の奥に、こじんまりとした女性らしい庵の佇まいがあります。
吉野窓(円窓)のある建物の近くの蹲踞(つくばい)を流れ落ちた水が小川となり、美しい苔に覆われた楓の足元を流れていきます。

祇王・祇女・刀自・仏御前が現世の無常を痛感し尼となり余生を送った庵の片隅に、非情なしうちを恨むことなく、平清盛と祇王ら四人の尼僧像が並んで静かに安置されています。愛は憎しみと隣り合わせと感じてしまいます。
DAIYA * 嵐山・嵯峨野エリア * 20:46 * comments(0) * trackbacks(1) * pookmark

竜安寺の盛夏

臨済宗妙心寺派の寺院で、枯山水の代表的庭園として名高いお寺。
方丈の前庭は枯山水の石庭。東西約25m、南北約10m。三方を築地塀で囲み、境内の植栽を借景としています。
白砂を敷き15個の自然石を配する。その姿から「都林泉名勝図会」は「虎の子渡し」の庭と記し、配置された15の石が、東から7・5・3で構成されているので「七・五・三の庭」とも言われています。何処から見ても、15個すべての石が見えないことから、見えない石を心眼によって見抜くのが「禅の境地」ということになるそうです。
作庭の年代や作者、制作の意図など不明ながら、室町時代末期の作で特芳禅傑らの優れた禅僧によって作られたものと伝えられもします。

単純が一番、安定していて美しいという真理がこの庭にはあります。
宵山の今日は、多くの観光客が訪づれていました。
DAIYA * 洛北エリア * 14:58 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

金閣寺の盛夏

昭和25年7月2日午前3時頃、金閣寺(正式名:鹿苑寺)の国宝・金閣(舎利殿)が放火により全焼。この放火で応永4年(1397年)足利義満が建立した3層構造の美しい舎利殿とともに足利義満の木像、運慶作の観音菩薩像、阿弥陀如来像や経巻、仏教本など貴重な国宝が全て焼失し灰と化した。

この不幸な事件で当事者、親類縁者、あるいは金閣寺関係者に、その後、多くの不幸やご苦労がもたらされてきたことは言うに及びませんが、罪と罰以外のものは、現在の金閣寺の姿を見る限り、微塵にもありません。所詮、形あるものは消え去る運命にあることが,この世の本質かもしれません。そうは言うものの、極力、そのリスクの低減に向け、金閣寺では定期的に消防訓練を行っています。

今日は祇園祭の宵各山。日中の気温も34度とまさに盛夏でした。金閣寺がとても涼しく感じました。日本の夏、金閣寺の夏、京都は祇園祭り一色です。


DAIYA * 洛央エリア * 22:26 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

梅雨の竜安寺(りょうあんじ)

7月に入り、京都は祇園祭りの幕開けです。17日(日曜日)の山鉾巡行の順番を決めるくじ取り式も終りました。それと同時に、空梅雨からやっと本格敵的な梅雨が戻ってきました。
禅の心を表す石庭として大変有名な竜安寺。その鏡容池いっぱいに、浮島のように睡蓮が咲き誇ってます。また、石庭の隣にある苔のお庭も天の恵みの梅雨に映えていました。時間、空間を越えて、静かに心眼をひらき自問、自答するにふさわしいお庭です。
DAIYA * 洛北エリア * 20:45 * comments(2) * trackbacks(0) * pookmark
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