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圓光寺の新春

圓光寺は、慶長6(1601)年の圓光寺学校をルーツとするお寺。将軍徳川家康が多くの文献や木製の活字を寄付し、教科書となるたくさんの本がここで印刷されましたが、同寺では出版文化史上、非常に大切なものである最古の木製活字約5万字(重要文化財)の一部を見ることができます。なお、木版は当時の先端的な印刷技術でした。
本堂には画像の円山応挙筆『竹林図屏風』(重文)などを所蔵。また、「十牛図」(中国、北宋時代(10〜12世紀)の禅の教えで、禅の修道の過程を牧人と牛との関係になぞらえて、十の絵と頌(じゅ)によってあらわしたもの)が掛けられており、自答自問するのもいいかもしれません。あるいは、おしるこをすすりながら、水琴窟があり静かな庭園で妙音が聞くこともいいですね。

桜と紅葉の時期以外はあまり観光客も訪れていない観光スポットです。近くには詩仙堂や金福寺、野仏庵などもあり、京都らしい散策コースです。

DAIYA * 洛東エリア * 21:37 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

奈良東大寺・薬師寺の新春

奈良観光のメインはやはり東大寺。
728年に聖武天皇が皇太子供養のため建立した金鐘寺が東大寺の始まりの華厳宗大本山です。奈良の大仏は752年に開眼供養が行なわれ、その後、大仏殿や講堂などの伽藍が完成したのは789年です。その後、2度の戦による焼失を経て、現在の伽藍は1709年に再建されたものです。

薬師寺には壮麗な五重塔が、二塔ありあます。東塔と西塔です。特に、東塔は貴重な文化遺産で、たびたびの火災、戦火に見舞われましたが、建立当時の姿のまま残っている建物です。1300年の重みを感じることができます。
一方、西塔は、彩色華やかな大伽藍が空にそびえています。戦国末期に戦火によって失われた西塔は、全国の信徒の写経勧進により、1981年に復元されたものです。

お正月、若草山焼きも終わり、鹿もお腹を空かせていました。まもなく、恒例のラッパを使っての鹿寄せが始まります。
DAIYA * 奈良エリア * 09:43 * comments(0) * trackbacks(1) * pookmark

年賀状の代用・多羅葉を巡る

別名「ハガキの木」。5月頃、小花が咲き、秋に赤い実がなる常葉樹。葉は楕円形で、裏面は傷つけるとその部分が黒くなる性質があり、さらに、葉は乾くと茶色になりますが、傷つけた個所の周辺は、ほんのりと緑が残る不思議な葉っぱです。昔はこれを恋文や手紙としたようで、その故事が 「葉書」 の語源 となったとも言われています。ハガキの代用に していました。また、古代インドでは、経文を書く時に用いられたことから、 「多羅葉」(タラヨウ:多羅は仏教用語)と名付けられました。

京都の神社・仏閣にも、この多羅樹(たらじゅ)が植えられています。
有名なところでは、糺の森に鎮座する下鴨神社の境内に、この木が植えられています。
また、嵯峨広沢池の300m程東の山越にある印空寺にも、京都市の保存樹に指定されている大きな多羅葉の古木があります。この印空寺は、山越えの隠れ寺とも云われ、これからの早春の季節、白梅と寒桜が満開となります。寒桜は熱海桜です。また、春には枝垂桜が石庭の白砂と映え綺麗です。
さらに、隠れたところでは、西陣の茶坊主の裏手にある妙蓮寺の土塀沿いにもあります。

年賀状も、今やインクジェットが主流とのことですが、平安京時代の恋文にも使われていた多羅葉で送るのも洒落ていますね。
来年は大きめの多羅葉でいかがですか。もちろん、郵便物として扱われます。
DAIYA * 洛央エリア * 09:54 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

新春企画第一弾 合格祈願

洛西、西国三十三所観音霊場・第二十番札所善峯寺(善峰寺)。季節柄、おちないお守りが人気となっています。阪神大震災で崩れた阪神高速。そこに半分車体を乗り出したものの一命を取り留めたトラック運転手さんが持っていたのがこのお寺の「お守り」。以来、受験生の「おちない守り神」としてご利益があると云われています。
あなたに代わって合格祈願のお参りをします。

○おちないお守りの「善峯寺お守」
 ご希望の方には、下記の要領でお申込みください。
 ご健闘を祈り申し上げます。


                  記

●申込受付期限:2006年1月9日(月)
●申込代金(送料込み):1,500円(代金引換郵便でご送付します)
 費用内訳:「善峯寺のお守」1,000円、お賽銭、送料ほか500円
●お参り日:2006年1月11日(水・大安の日)午前9時から順次、巡ります。
●ご送付日:2006年1月12日(木)にご郵送します。
●申込方法:
 メール「keilabs@nifty.com」または、ファックス「075-313-8554」まで

以下のフォーマットにご記入の上、お申込みください。
----------------------------------------------
青空観光タクシー おちない祈念係宛
 お名前:
 ふりがな:
 ご送付先:〒
 受験予定機関名:

以上です。
DAIYA * 洛央エリア * 19:29 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

北山・常照皇寺の新春

謹賀新年

本年も宜しく、お願い申し上げます。
今年も「一期一会」のご縁を大切にしたいと思います。

今年の第一弾は、雪深い京の奥座敷、北山・周山にある刹那古寺・常照皇寺。
常照皇寺は京の西北部、周山に位置しています。昨年4月1日に北桑田郡京北町から京都市に編入合併されました。常照皇寺は、南北朝時代の北・貞治1年/南・正平17年(1362)に光厳(こうごん)法皇がこの地に草庵を結ばれたが2年後に没しました。その後、菩提を弔うために、開山を天皇とし禅刹に改め「常照万寿皇禅寺」としました。その後、皇室との関係も強く、明治天皇、大正天皇、昭和天皇の菩提も弔っています。
また、常照皇寺は京北の桜の名所の一つで、国での天然記念物に指定された古木「九重桜」があり、市内よりも遅く、毎年4月中旬過ぎに咲き始めます。この桜を見るためだけに多くの人々が常照皇寺に訪れます。この桜は、元弘3年(1333)、光厳天皇がこの山里に入り、手植えしたのが最初と伝えられます。
冬季は静寂な佇まいとなっています。小説「古都」(川端康成著)の舞台 となった北山中川を途中、巡ることができます。
また、国産和牛の焼肉、ぼたん鍋、湯豆腐なども楽しめます。
DAIYA * 京北エリア * 12:17 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark
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