スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

スポンサードリンク * - * * - * - * pookmark

平等院の夏

平等院の蓮。
仏教の世界で「蓮」は、「泥中の蓮華」と言われ、そこにひとつの意味を持たせています。蓮の花は、泥の中から美しい花を咲かせます。泥とは今私たちがいる「この世界」を示し、花は「さとり」を表現していると云われています。
泥があるから蓮の花が咲く。現世から教えられる仏教の本質が表現されています。「時は金なり」、今、この時間を大切にしたいものです。

今日は3年に一度の参議員選挙の日、もっない精神、投票の権利を行使しましょう。
DAIYA * 洛南エリア * 12:03 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

比叡山の夏

毎年8月9日から13日まで比叡山のライトアップがあります。二千余の提灯と置行灯とともに境内が幻想的な雰囲気に包まれます。根本中堂では特別法要や法話、あるいは特設ステージでの小さなコンサートも開催されます。
比叡山は標高がある分、日が落ちると、肌寒いくらいの涼しさです。この季節、まだ、紫陽花が咲いています。

(ライトアップされる場所)
□根本中堂
 ライトアップのメインステージ。
□文殊楼
 根本中堂を正面に向かえる、大階段の「光のライン」。
□大坂
 献灯提灯に光が灯ります。
□大講堂 
□東塔(とうどう)
 比叡山を見渡す東塔の雄大さをライトアップで写し出す。
□阿弥陀堂
 壮大な朱の美しさをライトアップされる。
□遊歩道
 置行灯と灯籠。
□鐘楼
 「平和の鐘」による点灯式。
□屋台広場

修学旅行でも懐かしさのある比叡山に、この夏、お出かけください。
DAIYA * 比叡山エリア * 11:51 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

広隆寺の夏

京福電鉄嵐山線の「太秦」駅で下車した交差点の北西角に広隆寺の南大門(仁王門)があります。この寺の創建にかかわる逸話が『日本書紀』に記されています。

603年(推古11年)、聖徳太子は群臣の前で、「私は尊い仏像を持っている。だれかこの仏を祀るものはいないか」と尋ねられた。その時、この太秦(うずまさ)地を治めていた秦河勝(はたのかわかつ)が「私が祀りましょう」と名乗りで、仏像を拝領した。そして、その仏像を祀るために建てた寺が、今の広隆寺の前身である蜂岡寺という説のお話です。
このお寺の創建は推古天皇の時代まで遡る京都で最古のお寺となります。

弥勒菩薩半跏蔵など多くの仏像を安置する新霊宝殿(昭和57年・新築)の周りには、この季節、桔梗の花や蓮の花が静かに咲いています。

太秦映画村が近くにあります。2007年8月12日(日)〜15日(水)は、ナイター開園(16:30〜21:00)しています。



DAIYA * 洛央エリア * 09:48 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

美山の夏

今日24日、梅雨明け宣言がありました。昨年よりは早かったですが、それでも例年より、やや遅い梅雨明けとなりました。昨日までは、朝晩、涼しくとても過ごしやすかったですが、今晩あたりから蒸し暑い夜が続きそうです。
そんな京の夏には、涼を求めて山深い美山に繰り出すのもお奨めです。由良川の棲んだ流れや川面のせせらぎの音が、気持ちいいものです。マイナスイオンを浴びて、身も心もリフレッシュします。
日本の原風景、それこそ、美しい日本がここ京都美山にはありますよ。市内から車で90分程度です。途中、高雄や北山小野郷など巡りながら、そしてこの季節、鮎料理を楽しみながら行くのもいいでしょう。
DAIYA * 美山エリア * 21:02 * comments(0) * trackbacks(1) * pookmark

仁和寺の夏

仁和寺は真言宗御室派の総本山。皇室が寺の門跡となったことから、仁和寺は「御室御所」と呼ばれるようになりました。京都には、当たり前ですが皇室と縁のあるお寺が多く点在します。皇室縁巡りでも如何でしょう。仁和寺の魅力は、遅咲き桜ですが、花のない季節も、広い境内を散策するだけでも楽しくなります。散策向きの観光コースの一つです。宣伝になりますが、散策が苦手な人の観光コースもお任せください。
「中門」と「金堂」の間、参道の東側に「五重塔」(重要文化財)が建っています。その高さは36m余りで、寛永21年(1644年)の造営とされています。各層の屋根の大きさに大差がなく、江戸時代の特徴を示している建造物です。
仁和寺には多くの国宝、重要文化財が所蔵されていますが、建造物を除き、これらの多くは、「中門」と「二王門」の間にある「霊宝館」に保管されています。なお、霊宝館開催の時期は、春期名宝展(4月1日〜5月第4日曜日)、秋期名宝展(10月1日〜11月23日)です。

DAIYA * 洛北エリア * 16:59 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

化野(あだしの)念仏寺の夏

今年も月遅れの盂蘭盆会(御施餓鬼)の夏、大文字山に火がともる夏が来ました。石仏で知られる化野念仏寺は、浄土宗のお寺で盂蘭盆会の千灯供養は有名(要予約)です。およそ千年前、空海がここに五智山如来寺を開創し、野ざらしとなっていた遺骸を埋葬したことに始まると云われています。「あだし野」は、『徒然草』にも書かれているかつての葬送の地。境内に集められた多くの石仏が、葬送地としての面影を残しています。

ここまで訪ねると、あの世に近いためか、盛夏でもヒンヤリとした空気が、どこからとなく、流れてきますよ。くれぐれも、連れてお家に帰らないで下さいね
DAIYA * 嵐山・嵯峨野エリア * 16:34 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

晴明神社の夏

安部晴明は中国古代の道教に伝わる陰陽五行の陰陽道に通じていて、占術・呪術で鬼神を自由に操って平安京を守護したと言われています。

平安京時代の時に少しタイムスリップして見ましょう。
朱雀門は現在の二条城辺り、平安京は千本丸太通りの上にありました。京の御守門・羅城門が朽ちかけ、すでにかなりの歳月が経ちました。
その朱雀門を上がった処に安部晴明居宅があります。ろうそくの明かりと月明かりの下、陰陽師は、夏夜の帳が下りる頃から天空に輝く星々、風の香り、虫や草、木々など生きとし生けるものたちの気を操りつつ、壮大な自然現象をコントロールしながら占っています。家の一歩外の大路・小路では、すでに魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界、ノシノシとこの世のものでない化け物たちが闊歩しています。
さすがに、草木も眠る、丑三つ時(今の時間で午前2時から2時半ぐらい)の時間になれば、誰も外で歩く者はいないでしょう。そんな中、一台の牛車がぎしぎしと音を立てながら、通り過ぎていきました。きっと、どこかの雅な女性の家からの帰り道でしょうか。ご無事あれ!
来月は月遅れの盂蘭盆(御施餓鬼)、大文字山に火がともり、薄暗かった朱雀大路の足元も提灯がなくても、安全に歩けるでしょう。

明日から本格的な夏が来るようなお天気です。祇園祭(7月17日山鉾巡行)が終われば、梅雨明けと京都では云われます。夏休み前に、来週の今日は、皆さんご期待の参議院選挙です。大切な権利は行使した上で、京都観光をお楽しみあれ!
DAIYA * 洛央エリア * 10:48 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark
このページの先頭へ