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永観堂の冬

永観堂禅林寺です。正式名称は聖衆来迎山無量寿院禅林寺。紅葉の永観堂は、今が静寂な時間が流れています。阿弥陀堂に安置されている「みかえり阿弥陀像」もじっくりとご拝見できますね。山茶花の花が、冬枯れた庭に花を添えています。
昨日は冬至。柚子風呂に入りました。そして、今日は天皇誕生日。早いもので平成になって20年。また、東京タワーが出来て50年。様々な時代の波を乗り越えてきた思い出があります。現在、厳しい経済環境が続いていますが、この先も成長し続ける社会を築いていきたいものです。これからも、夢と希望を持ち続けていきたいものです。
ちなみに、我ら京都タワーは、1964年12月28日開業。タワーの独特な姿は、京都市内の町家の瓦葺きを波に見立て、海のない京都の街を照らす灯台をイメージしたもの。また、近くに東本願寺があることから「お東さんのローソク」とも言われ、親しまれています。
DAIYA * 洛東エリア * 20:55 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

大徳寺瑞峯院の冬

瑞峯院は大徳寺の塔頭の一つ。キリシタン大名・大友宗麟が菩提寺として創建。表門と本堂(方丈)は創建当時のもの。室町時代の禅宗方丈建築の遺構をとどめる貴重なもので、ともに国の重要文化財に指定されています。
方丈前の「独坐庭」(写真)は、寺号、瑞峯をテーマにした蓬莱山式庭園で、中国の禅僧百丈禅師が、「独坐大雄峰」と呼唱された禅語から銘じられたもの。
また、方丈裏には「閑眠高臥対青山」という禅語から銘じられた「閑眠庭」があります。この枯山水の砂利の庭を斜めによぎるように縦4個、横3個合計7個の石が置かれており、縁側の東の端から目を凝らすと大きな十字架を形作っているように見えます。
この禅語は、「年月を経て老いながら円熟した人格、そしてありのままの姿となって、枕を高くし悠々と青山でも眺めながら昼寝しようか」という意味ですが、この庭を前にすると、独特の静寂さがあり納得です。
DAIYA * 洛央エリア * 20:43 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

下鴨神社の初冬

下鴨神社、正式名称を「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」。下鴨神社は、鴨川と高野川に挟まれた三角地帯にあり、平安京が造営されるはるか以前から神聖な場所でした。
その鴨川ですが、鞍馬山を源流とする鞍馬川と合流後、上賀茂神社(賀茂別雷神社)、下鴨神社(賀茂御祖神社)脇を南南東に流れ、加茂大橋手前で高野川と合流します。河川法では、「鴨川」の表記に統一されていますが、京都では、高野川との合流点より上流は「賀茂川」または「加茂川」と表記しています。昔は、平安京の東部を流れることから、古くは「東河」とも呼ばれていたそうです。

ところで、第5回京都・観光文化検定試験(12月14日(日))が行われましたね。試験問題も、質的にも良問だったといことでした。でも、受験者数が6800名あまり、1万人の大台を初めて割った昨年を、さらに約1400人下回ったそうです。来る年はどうでしょうか。京都を守るためにも、早めに策を考えましょう。
DAIYA * 洛北エリア * 21:10 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

祇王寺の初冬

祇王寺(ぎおうじ)は、真言宗大覚寺派の寺院(尼寺)。山号は高松山。院号は往生院。本尊は大日如来。「平家物語」の巻第一「妓王の章」に出てくる白拍子(しらびょうし)の祇王が尼となり、母と妹とともに移り住んだと伝わる寺院。
その後、時が積み重なるにともない朽ちてしまっていましたが、明治28年に再建されました。現在の庭も、その時に造られたもので、こじんまりとした山奥の庵といった風情で、その名にふさわしく女性的な佇まいをみせています。
美しい青竹やカエデに覆われ、一面の苔に包まれた庭園と、わら葺の庵が趣深いたたずまいが、初冬の今が、女性の性の寂しさを実感できます。
DAIYA * 嵐山・嵯峨野エリア * 11:00 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

小倉山・保津川の初冬

このところ小春日和の日が続いています。それでも今朝は、嵯峨野の山里では氷が張っていました。
紅葉も一段落し、観光客の数も落ち着いてきました。
嵐山・小倉山から見える風景も秋から冬の景色となりつつあります。保津川の流れも幾分、静かな感じです。

明日は「京都検定(京都・観光文化検定試験)」ですね。日頃の実力を出し切ってください。
DAIYA * 嵐山・嵯峨野エリア * 22:36 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

愛宕念仏寺の初冬

愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)、嵯峨野にある天台宗のお寺。別名千二百羅漢の寺。愛宕山参道の山麓の入り口に位置する嵯峨野めぐりの始発点です。
奈良時代の末、今から約1240年前に、聖武天皇の娘の称徳天皇が愛宕(おたぎ)の地にお寺を建てたため、以降、「愛宕寺」と云われてきました。
その後、平安時代の初めに、鴨川の洪水で全て流され廃寺となり、その復興を命じられた天台宗の僧・千観 (918〜984) は、いつも念仏を唱えていたことから、民衆から「念仏聖人」と呼ばれ、そのため寺名を「愛宕念仏寺」と呼ばれるようになりました。
石像千二百羅漢が境内に置かれていますが、参拝者が自ら彫って奉納する「昭和の羅漢彫り」が、当時の住職の西村公朝僧侶の呼びかけで始まったのは1981年のことです。当初は五百体が目標でしたが、10年後には千二百体に達しました。誰かに似ている羅漢さんがきっと見つかるはずです。

今年も、残り半月となりました。昨日は漢字の日(12/12)、今年、一年の世相を表わす字は「変」。清水さんの境内で発表されました。いい意味で、変化の結果を来年に期待したいものです。安定感のある社会が訪づれますように・・・そして、今年もご先祖様へ感謝を込め合掌。
DAIYA * 京北エリア * 22:20 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

大河内山荘の晩秋

往年の名俳優、大河内伝次郎(本名:大辺 男氏)が生涯の大半をかけて造った別荘。当時の大スターは祇園遊びもしないで、撮影現場からまっすぐに、山荘へ日参していたとのことです。
回遊式の庭園からは、嵐山や小倉山、そして眼下に保津川を眺めることもできます。休憩所ではお抹茶と和菓子をいただきながら、お庭を眺めながらほっと一息。入り口からユーターンする観光客の皆さん、入園料1,000円は妥当かもしれませんね。でも、抹茶に付いていた和菓子(鶴屋吉信)はやや安物でした。

晩秋最後の嵐山は、小春日和もあって大勢の観光客で賑わっていました。
また、12日〜21日まで夜間灯篭がともります。

(京都認定試験クイズの答え)
11.妙心寺大通院
12.妙心寺春光院
13.東福寺
14.大徳寺真珠庵
15.妙心寺麟祥院
DAIYA * 嵐山・嵯峨野エリア * 18:23 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

龍安寺の晩秋

龍安寺(りょうあんじ)、臨済宗妙心寺派の寺院。山号は大雲山。開基(創立者)は細川勝元、開山(初代住職)は義天玄承。「古都京都の文化財」の一部として世界遺産に登録され、石庭で著名なお寺。
日本は大丈夫と思いつつも、直撃の不況という大津波が太平洋の彼方から押し寄せつつあります。この先の心の不安を治める瞑想がてらの散策には、これからがいい季節です。
ここはあるべく日本の姿、自らの姿を見つめ直し、考えたいものです。

(京都認定試験クイズ3回目)
11.「巧名が辻」とゆかりのある禅寺は?
12.「さざれ石の庭」「常盤の庭」で有名な禅寺は?
13.「東司」(現存する最大最古の便所)があるお寺は?
14.一休禅師を開祖に創建されたお寺は?
15.徳川家光の乳母「春日局」の菩提寺は?

(京都認定試験クイズの答え)
6.岩倉実相院
7.神護寺
8.高山寺
9.青蓮院
10.永観堂

DAIYA * 洛北エリア * 10:39 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

宝筐院の晩秋


宝筐院、臨済宗の単立寺院。散りもみじが美しいことで有名なお寺です。書院から本堂の南面は、白砂、青苔と多くの楓の木からなる回遊式の庭になっていて、晩秋初冬には、参道の紅葉の美しさとともに、みごとな紅葉風景がすばらしいです。小春日和の中、静寂な今がお勧めの紅葉スポットです。

(京都認定試験クイズ2回目)
6.「床紅葉」(ゆかもみじ)で有名なお寺は?
7.厄払いの「かわら投げ」で有名なお寺は?
8.国宝「鳥獣戯画」を収蔵する寺院は?
9.粟田御所とも呼ばれる天台宗の門跡寺院は?
10.禅林寺の別名は?


(京都認定試験クイズの答え)
1.御髪神社
嵯峨野、小倉池のほとりに建つ日本で唯一の髪の神社。理容や美容など髪の化粧に携わる業の始祖を祭神。
2.晴明神社
堀川にある安倍晴明をお祀りする神社。晴明公の屋敷跡にあり、晴明が亡くなった後、一条天皇がそのみたまを鎮めるために創建したのがはじまりとされる。社殿には五芒星が随所にあしらわれ、境内には御神紋の桔梗印にちなみ桔梗が植えられている。
3.誓願寺
清少納言が髪を落として仏門に入ったお寺で、現在は浄土宗のお寺で、芸能上達祈願の寺として著名。
4.豊国神社
豊臣秀吉を祀るこの神社。秀吉にちなんだ千成瓢箪の絵馬が珍しく、宝物館には秀吉ゆかりの品が展示されている。
5.松尾大社
酒の神で名高い松尾大社の祭神は、大山咋神(おおやまぐいのかみ)と中津島姫命(なかつしまひめのみこと)。亀の井の水は酒造時に入れると酒が腐らないといわれ、延命長寿、よみがえりの水としても知られている。
DAIYA * 嵐山・嵯峨野エリア * 22:10 * comments(2) * trackbacks(0) * pookmark

善峯寺の晩秋

洛西・大原野にある善峯寺。広大なの境内は京都が眼下に見える回遊式庭園となっており、下界を見下ろす様が見所です。境内には、天然記念物の「遊竜松」があり、別名「松の寺」とも呼ばれています。西国三十三ヶ所巡りの第20番札所。
「遊龍の松」越しの紅葉、伽藍を包み込む色とりどりの秋景色が素晴らしいです。境内を一周するのに30分〜40分かかりますが、見晴らしのよい場所にはありがたい椅子席もあり、青空の下の特等席から眺める美しい街並みは、感無量です。

今日から師走に入りましたが、ポカポカ陽気の小春日和です。紅葉は今週一杯は十分満喫できそうですね。来年の干支・牛で有名な北野天満宮のもみじ園はお奨めの紅葉スポットです。

ところで、今年も京都・観光文化検定試験(12月14日)がやってきました。もう、5年目に入ります。最近の試験問題もかなりこなれてきた感じがします。
今日から出題(クイズ)しましょう。

(京都認定試験)
1.日本で唯一の髪の神社は?
2.五芒星絵馬で有名な神社は?
3.清少納言が髪を落として仏門に入ったお寺は?
4.千成瓢箪の絵馬のある神社は?
5.亀の井の水がある神社は?

(答えは次回のプログで)
DAIYA * 洛西エリア * 15:00 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark
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