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祇園祭の夏

今日は宵々山、明日は宵山です。祇園祭のハイライトは17日に行われる32基の山鉾巡行。これらの山鉾のうち29基は重要有形民俗文化財に指定されています。巡行は午前9時、四条烏丸から長刀鉾(なぎなたぼこ)を先頭に河原町通を経て御池通へ向います。 途中、「注連縄(しめなわ)切り」「くじ改め」や豪快な辻廻しなどの見せ場を作り、豪華絢爛な夏のお祭りのフィナーレです。
このお祭りは、古くは「祇園御霊会」と呼ばれ、貞観11年(869)に京の都をはじめ日本各地に疫病が流行、「これは牛頭天王の祟りである」として、平安京の広大な庭園であった神泉苑(二条城の南)に、当時の国数の66ヶ国にちなんで66本の鉾を立て、祇園の神を祀り、さらに神輿をも送って、災厄の退散を祈り、災いを封じ込めたのが始まりです。
「新型インフルエンザ封じ」を祇園祭でお祈り申し上げます。
DAIYA * 洛央エリア * 21:18 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

妙心寺・退蔵院の夏

妙心寺、臨済宗妙心寺派大本山の寺院。京都人からは「西の御所」と呼ばれ親しまれている憩いの場でもあります。去る6月3日(水)〜4日(木)の2日間、妙心寺第3世 無因宗因禅師600年遠諱法要が同寺法堂で延べ800名の参拝者を得て行われました。この無因宗因禅師は妙心寺第三世のほか、塔頭 退蔵院開祖でもありますすが、このような行事に出会えるのは、生涯においてない確率が高いですね。
妙心寺には室町時代の如拙が描いた国宝「瓢鮎図」のレプリカや、狩野元信作の枯山水西庭園と昭和の中根金作氏作庭の余香苑が有り、今の季節、桔梗と蓮の花がきれいです。方丈の屋根も新しい檜皮葺(ひわだぶき)となり、黄金色に輝いていました。檜皮葺10枚程度はご喜捨していますか。
今週は祇園祭りの大きなイベント・山鉾巡行が17日(金)に行われます。蝉も鳴き出し始めました。まもまく、京都も梅雨が明けることでしょう。

DAIYA * 洛央エリア * 12:39 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark
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