スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

スポンサードリンク * - * * - * - * pookmark

醍醐寺の春


醍醐寺、真言宗醍醐派総本山のお寺。山号は醍醐山(「深雪山」ともいいます)。本尊は薬師如来です。秀吉による「醍醐の花見」の行われた地としても有名です。また、日本さくら名所100選にも選定されています。
もうすぐ4月です。京では平年より3日早く、28日にソメイヨシノのサクラ標本が開花しました。通常は開花から1週間で満開となりますが、今年どうでしょう。これからの日中の気温が気になります。いずれにしても、一日も早く平時が訪づれるよう願っています。

DAIYA * 洛西エリア * 16:21 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

妙心寺の春

JUGEMテーマ:旅行


妙心寺(みょうしんじ)、臨済宗妙心寺派大本山の寺院。山号は正法山。本尊は釈迦如来。開基(創立者)は花園天皇。開山(初代住職)は関山慧玄(かんざんえげん、無相大師)。日本にある臨済宗寺院約6,000か寺の内、約3,500か寺を妙心寺派で占めています。京都人からは「西の御所」と呼ばれ親しまれています。

妙心寺の各塔頭でも春のお彼岸が行われています。そして、今回の大地震で多くの檀信徒さんも被害に遭われており、お寺総動員でその対応を行っているとのことです。
亡くなられた方のご冥福とこの世に幸いにして残り、被災した方々に心からお見舞いを申し上げます。
禅は心。悲しみ、苦しみが、少しでも安らぐよう、かげながらお祈り申し上げます。合掌

ところで今年の桜は、昨年と同様、4月10日頃になるかと思います。一昨年は早くて3月下旬には散り始めましたが、今年もまだ蕾すら膨らんでいません。お花見の期間は長くなることでしょう。

DAIYA * 洛央エリア * 14:01 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

清水さんの春



清水寺。山号を音羽山。本尊は千手観音、開基(創立者)は延鎮。もとは法相宗でしたが、現在は独立して北法相宗大本山。西国三十三箇所観音霊場の第16番札所。
本日、森清範貫主の法話を拝聴しました。この貫主さんは、今年の漢字の揮ごうを務める有名な人です。また、漢検汚職でも有名になりました。いまだに内部ではごたごたしているようですが、今日のお話は漫談を聞いているような饒舌なお話でした。ホワイトボードを使い字を書いていましたが、けっして達筆ではありませんでした。毛筆の字が達筆がどうか定かではありませんが、心がこもっている字であることは間違いないでしょう。

今日のお話の概略と感想です。ただし、私の「蔵」に納まったものです。
観世音菩薩、音はこの世のこと。それを見るのが、生きとし生きるものたちの一つである人類も同じ。それを「蔵」に納めて、年を重ねて生きている。従って、それぞれの蔵の中にあるものは千差万別で、また、この蔵を通して、世を見ることになるという。悪い行いも良い行いもすべてこの蔵の中に意識するか、しないかは関係なく、すべて事実として納まっているそうです。法話を聞きながら、オーストリアの精神科医・フロイトの無意識、意識の行動科学と似ているような気がしました。従って、この蔵を通じて見えるものでも、見え方もその人により異なるのも仕方がないという。一方、見えないものを見えることができるのも、蔵に「心」があればのことだそうです。蔵の中に、心を持つことが宗教でもあるという。特に、高度成長時代は、見えるもの、物欲主義を追求してきた。これからの時代は、見えないものに対する価値が問われることになることでしょう。

ここで禅宗の問答
「世の中のものはすべて本来無料也」これいかん
「然るに空也」

マルクスの資本論、本来はただのものに対し、その使用価値にお金を支払うことによる利潤の追求に限界が来た今の時代、益々、見えないものの重要性が問われることになるに違いありません。本来の日本人の心の持ちようが問われているようです。

法話の後、一足早く、夜間拝観を楽しみました。午後6時30分に点灯されました。桜の季節は境内にある池の水面に夜桜が映り込む風景は言葉を失うほどの美しさですが、まだ、木々も芽吹いていない今の姿もはとても神秘的でした。法話の後もあり、自分の蔵の中を自ら覗いているようで、少々怖い感じがしました。
今年の夜間拝観は3/25(金)〜4/10(日)18:30〜21:30です。今年の桜の開花はいつになるでしょう。また、お知らせいたします。

DAIYA * 洛東エリア * 21:09 * comments(1) * trackbacks(0) * pookmark
このページの先頭へ