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清水さんの晩秋


清水寺。法相宗(南都六宗の一)のお寺。広隆寺、鞍馬寺とともに、平安京遷都以前からの歴史があり、また、石山寺(大津市)、長谷寺(桜井市)などと並び、日本でも有数の観音霊場となっています。
今年も早いもので明日で残すところ1ヶ月。今年の漢字一文字、発表は12月12日(月)、清水さんで森清範貫主さまの揮毫により発表されます。一般応募も終了する頃には、京都の巷では、関係者の奥様方を中心に漏れ聞こえてくることでしょう。スタートした1995〜2010年までの16回分で、同じ漢字が選ばれたことはありません。
今年はどうなうことでしょうか。確かに歴史は繰り返すことから、いつかは同じ漢字が使われても自然なことでしょうが、明日につながる一文字を個人的には望んでいます。

ということで 「絆」 「復」 「希」  「友」。

DAIYA * 洛東エリア * 21:58 * comments(2) * trackbacks(0) * pookmark

廬山天台講寺の晩秋

DAIYA * 洛央エリア * 21:55 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

天龍寺の晩秋


天龍寺。正式名は天龍資聖禅寺(てんりゅうしせいぜんじ)。臨済宗天龍寺派大本山のお寺。山号は霊亀山(れいぎざん)。本尊は釈迦如来、開基は足利尊氏、開山は夢窓疎石。京都五山の第一位で「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されています。足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うため、大覚寺統(亀山天皇の系統)の離宮であった亀山殿を寺に改めたのが天龍寺の始まり。

曹源池の回りの紅葉がやっと見ごろとなりました。
DAIYA * 嵐山・嵯峨野エリア * 21:34 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

智積院の晩秋


根来寺智積院。真言宗智山派総本山のお寺。山号を五百佛山(いおぶさん)。本尊は金剛界大日如来、開基は玄宥(げんゆう)。「利休好みの庭」と伝えられるこの庭園は、豊臣秀吉公が建立した祥雲禅寺(智積院の前身のお寺)時代に原形が造られた東山随一の庭と言われるようになりました。密教の不思議も漂うパワースポットの一つで、名山・廬山を模した庭園が瀟洒な趣を醸しだしており、ここのお庭は、どの季節に訪づれても裏切ることのない、確かに名園かと思います。

今年も京都検定(12月11日(日)第8回目)が行われます。
今回は出ない確率の高いクイズをお届けしましょう。答えも辞めときましょう。でも想定外も一応見ておきましょうか。

1)納豆発祥の地という言い伝えの舞台となっている山寺は?
2)清水の舞台を代表とする舞台造建築としては日本最古のものといわれる山号、大悲山の山寺は?
3)約千本の松明に点火、高さ20メートルほどの大傘へ松明を投げ上げ火をつける勇壮な夏祭の総称は?
4)稚日女神、彌都波能賣神、瀬織津姫神の3柱の女神を祀り、また、源氏物語に登場する「落葉の君」に因んで創祀された神社は?
5)時代祭の先頭を歩く維新勤王隊列の鼓笛隊といわれのある神社は?
DAIYA * 洛南エリア * 14:32 * comments(2) * trackbacks(0) * pookmark

春日大社の晩秋


春日大社。奈良公園内に鎮座する神社で、全国にある春日神社の総本社。奈良朝の始め頃、平城京鎮護のため、鹿島立で白鹿に乗って奈良に来られた武甕槌命 (たけみかづちノみこと)を御蓋山の麓に祀られたのが始まり。以来、鹿が神使とされています。神紋は下がり藤。
ところで京都や奈良でも、先週から狩猟が始まりました。また、本年度からニホンジカを中心に狩猟期間が1ヶ月延長されました。ちなみに、奈良公園の鹿も、もちろん野生種ですが、こちらは国の天然記念物です。

DAIYA * 洛央エリア * 17:03 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

等持院の晩秋


等持院。臨済宗天龍寺派のお寺。山号は万年山。暦応四年(1341年)の頃、足利尊氏将軍が天龍寺の夢慈国師に依頼し、衣笠山の南麓に創建されたのが始まりです。禅宗十刹の筆頭寺院で足利将軍家歴代の菩提所にもなっています。応仁の乱などの戦乱に見舞われましたが、豊太閤は秀頼に建て直させたほど、この寺を重んじられたと伝えられています。
等持院から眺める衣笠山の景観は、四季を通じて大和絵さながらの美しさです。紅葉も進んできました。中に入ると、渡り廊下の正面に禅の象徴、達磨大師の大きなついたてが睨みを利かせています。この絵を描かれたのが、元・天龍寺派管長、関牧翁老師ですが、天龍寺にも同様な絵があります。天龍寺の絵は、関牧翁老師の弟子・平田精耕老師(前・天龍寺派管長)の筆によるものです。

いずれも高僧でしたが、威圧感は、等持院にあるかと思っています。

関牧翁老師の至言
○よく死ぬには一日一日をよく生きること。
DAIYA * 洛北エリア * 15:11 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

東本願寺の晩秋


東本願寺、別名お東さん。真宗大谷派のお寺でご本尊は阿弥陀如来さま。宗祖・親鸞聖人さま。宗祖は約800年前、承安三(1173)年に京都伏見の日野に生まれ、幼少時に親を亡くし、90年のご一生は、波乱万丈の人生と云われています。
今回の阿弥陀堂の修復は、親鸞聖人の没後750年の節目を記念して営まれた「宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌(ごえんき)法要」に係り、2003年から推進している特別記念事業の一環として行われています。
東本願寺は明治期の再建からすでに100年以上が経過しており、2004年に第1期工事として着工した御影堂の修復工事は、2008年12月に作業を終え、今回は第2期工事として2011年1月から阿弥陀堂の修復(屋根の葺替工事と耐震工事)を行っています。
屋根の葺替工事では、懇志(こんし:信徒が寺に寄進する銭・米などのもの。今回は1万円以上の寄進者が対象)した門徒や一般者への記念として、新しい瓦に寄進者自筆の名前をインクジェット印刷機(京都が世界に誇る大型のもの=生産性重視を創る大日本スクリーン製造のもの)でプリントとして、後世に残こそうという取り組みです。
鉄骨の囲い屋根に囲まれた中に入ってみれば、大掛かりな仮設の足場の中で、作業が安全にかつ迅速に施工できるように工夫されているのを目にすることができます。
ちなみに、今までに屋根に使用されていた古瓦は、程度の良いものは再利用され、利用できないものは細かく粉砕され、舗装材の中の表層材に混入させたりして、リサイクル率100%だそうです。洒落たお店でオードブルなどのお皿としてもいいかもしれません。ちなみに、今回の御影堂に載せる瓦の枚数は、175,967 枚だそうです。
DAIYA * 洛央エリア * 19:46 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

善法律寺の晩秋


善法律寺。律宗のお寺。本尊は僧形八幡大菩薩坐像で、左手に宝珠、右手に錫杖を持つ鎌倉時代の作。建物は本堂を中心に庫裡、阿弥陀堂、聖天童が配されています。本堂は、弘安年間(1278〜1288年)に石清水八幡宮の社殿を移して建立したものと云われています。室町三代将軍・義満の生母・良子が、特に好きだった紅葉の樹を多く寄進し、現在も「もみじ寺」と称される紅葉の名所の一つです。

DAIYA * 洛南エリア * 17:16 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

二尊院の秋




二尊院。正式名は二尊教院華台寺で天台宗のお寺。山号は小倉山。二尊院の名は、本尊の「発遣の釈迦」と「来迎の阿弥陀」の二如来をまつることからこの名がついたものです。総門は伏見城の遺構と伝える薬医門で、広い参道は「紅葉の馬場」と呼ばれる紅葉がきれいなお寺です。
藤原定家が京都・小倉山の山荘で選んだという小倉百人一首。秋の歌が似合う小倉山を背にした二尊院です。

「奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき」
猿丸大夫

DAIYA * 嵐山・嵯峨野エリア * 11:11 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

銀閣寺の秋


慈照寺(じしょうじ)銀閣。臨済宗相国寺派のお寺(相国寺の境外塔頭)。山号は東山(とうざん)。開基は、室町幕府8代将軍の足利義政、開山は夢窓疎石となっています。夢窓疎石は、実際には当寺創建より1世紀ほど前の高僧で、開山当時はあの世の人。このような例を勧請開山(かんじょうかいさん)と言いますが、今で言うところの名ばかり開山ではありません。
鹿苑寺の金閣舎利殿を模して、長享3年(1489)に建築された二層の楼閣です。下層は和洋の書院風、上層は禅宗様の仏堂風に設計されています。室町時代後期に栄えた東山文化を代表する建造物です。

今年の冬も、雪景色の銀閣・金閣に遭遇できることを楽しみにしています。その前に紅葉がまもなくです。

DAIYA * 洛東エリア * 11:49 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark
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