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2016.05.04 Wednesday
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春日大社。奈良公園内に鎮座する神社で、全国にある春日神社の総本社。奈良朝の始め頃、平城京鎮護のため、鹿島立で白鹿に乗って奈良に来られた武甕槌命 (たけみかづちノみこと)を御蓋山の麓に祀られたのが始まり。以来、鹿が神使とされています。神紋は下がり藤。
ところで京都や奈良でも、先週から狩猟が始まりました。また、本年度からニホンジカを中心に狩猟期間が1ヶ月延長されました。ちなみに、奈良公園の鹿も、もちろん野生種ですが、こちらは国の天然記念物です。
善法律寺。律宗のお寺。本尊は僧形八幡大菩薩坐像で、左手に宝珠、右手に錫杖を持つ鎌倉時代の作。建物は本堂を中心に庫裡、阿弥陀堂、聖天童が配されています。本堂は、弘安年間(1278〜1288年)に石清水八幡宮の社殿を移して建立したものと云われています。室町三代将軍・義満の生母・良子が、特に好きだった紅葉の樹を多く寄進し、現在も「もみじ寺」と称される紅葉の名所の一つです。
慈照寺(じしょうじ)銀閣。臨済宗相国寺派のお寺(相国寺の境外塔頭)。山号は東山(とうざん)。開基は、室町幕府8代将軍の足利義政、開山は夢窓疎石となっています。夢窓疎石は、実際には当寺創建より1世紀ほど前の高僧で、開山当時はあの世の人。このような例を勧請開山(かんじょうかいさん)と言いますが、今で言うところの名ばかり開山ではありません。
鹿苑寺の金閣舎利殿を模して、長享3年(1489)に建築された二層の楼閣です。下層は和洋の書院風、上層は禅宗様の仏堂風に設計されています。室町時代後期に栄えた東山文化を代表する建造物です。
今年の冬も、雪景色の銀閣・金閣に遭遇できることを楽しみにしています。その前に紅葉がまもなくです。