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2016.05.04 Wednesday
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渉成園。本東本願寺の飛地別邸。庭園は東山を借景として造られ、東側に「印月池(いんげつち)」、西側に建物を配した池泉回遊式。洛北・修学院の地に詩仙堂を建立した石川丈山作庭。邸宅周辺が枳殻(からたち)の生垣であったことから枳殻邸(きこくてい)とも称されています。
この地は、「源氏物語」の主人公とも言われている平安時代前期の左大臣・源融(みなもとのとおる)が営んだ六条河原院の跡地と伝えられ、園内にはゆかりの塩釜などがあります。源融が造営した六条河原院は、ここから300mほど北の五条通南側(「本塩竃町」の名が残る)辺りだとする説が有力で、本塩竃町から東側へ河原町通を越えた木屋町通五条下るに「源融河原院跡」の石碑が立っています。
晩秋の中の小春日和。紅葉がまだきれいで、気持ちよい秋の日を感じられました。